生き残る!江草、1回ピシャリで猛アピール

[ 2011年2月25日 06:00 ]

紅白戦に登板した江草は1イニングを無失点に抑える

紅白戦 紅組0-0白組

(2月24日 安芸)
 サウスポーに“復肩”の予感だ。阪神・江草が紅組の2番手で3回から登板。1回をピシャリと三者凡退で締め、1軍生き残りに向け好アピールした。

 先頭の藤井彰と続く浅井を中飛、狩野を三ゴロに仕留めた。直球は最速138キロをマークするなど仕上がりも上々。「次につながるピッチングができました。いつもよりチャンスは少ないと思っていたので、結果が出せて良かったです」。昨季は左肩故障などで登板21試合に終わっただけに、巻き返しへの好機をものにして胸をなで下ろした。

 26、27日のオリックスとのオープン戦では対戦を熱望する相手がいる。「T-岡田には去年打たれて2軍に落ちたので、やり返したいですね」。パを代表する長距離砲には昨年6月5日の関西ダービー(甲子園)で7回に2点適時打を浴び、即降格となった。脅威の左打者にリベンジを果たし、開幕1軍にまた一歩近づく。

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2011年2月25日のニュース