西岡、2日目に出た快音!指揮官思わず「ナイス」

[ 2011年2月25日 06:00 ]

キャンプ2日目、打撃練習を行う西岡

 ツインズ・西岡はキャンプ2日目の24日(日本時間同日夜)、約2時間と軽めのメニューで汗を流した。午後に球団主催のチャリティーゴルフ大会が組まれていたため、全体練習は午前中で終了。西岡は「筋肉痛とかは問題ない」と初日に続いて軽快な動きを見せた。前日のフリー打撃は前に飛んだのが1本だけと苦戦したが、2日目は13勝右腕スロウイーを相手に会心の当たりも2本。遊撃の位置から見ていたガーデンハイアー監督も、思わず「ナイス!」と声を上げた当たりだった。

 フルメニューをこなした初日は洗礼を受けた。ツ軍伝統の練習で「Good morning America」と呼ばれる米国版1000本ノックでスタート。守備練習に1時間半も割く内容に「日本より徹底した基礎練習をするんだなとびっくりした」と感心もした。その中で堅実な動きを見せた西岡に、指揮官は「グラブさばきが巧みだし、本能的な動きもいい。足もよく動いていた。期待した通り」と笑みをこぼした。

 深い天然芝への守備の対応としてグラブも細部にこだわった。網の部分を細かくしたのに加え、材質を柔らかい子牛の革に変更。日本ではグラブに当てて捕る感覚だったが、芝で微妙に変化するゴロをキッチリつかむため改良した。

 「オープン戦に入れば感覚も変わってくる」。日に日に順応する背番号1が、徐々にギアを上げていく。

 ≪新相棒がサポート約束≫西岡は、同じ26歳で二遊間コンビを組むカシーヤとキャッチボールからすべてのメニューを同組でこなした。練習の合間に談笑する場面も多く見られた新相棒は「僕もドミニカ共和国から来て言葉で苦労したし、エンゼルスからツインズに来たときも新しい練習のやり方に慣れるのに大変だった。ニシの手助けをしたい」。これには西岡も「僕に気を使ってくれて行動してくれたし、良いコンビをつくれるようにしたい」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

2011年2月25日のニュース