西岡、いきなり洗礼!“歓迎”1000本ノック

[ 2011年2月24日 06:00 ]

背番号「1」を背に、キャンプインした西岡

 ツインズの西岡剛内野手(26)が23日(日本時間同日深夜)、大リーグ1年目のキャンプをスタートさせた。ロン・ガーデンハイアー監督(53)は、ツ軍伝統の「Good morning America」といわれる激しいノックを初日からメニューに加える手荒い歓迎ぶり。米国版1000本ノックともいえる猛練習で、西岡がメジャー第一歩を踏み出した。

 聞き慣れない横文字の掛け声が飛び交う中、無我夢中で泥にまみれた。

 キャンプ初日、西岡にいきなり浴びせられたツ軍の洗礼。まず二塁、そして遊撃へと守備位置を移し、時間にして30分以上。前後左右に振られ、時には素手で捕球。ノッカーのケリー前監督からは「ニシ、ナイスプレー!!」と声が飛ぶ。米国版1000本ノック「Good morning America」に食らいつく表情は、自然と笑顔に染まっていった。

 「早く着たいけど、23日まで我慢しようと思っていた。僕の中でのスタート。本当に楽しみ」

 用意された背番号1のユニホームに、興奮を抑えきれないまま袖を通した。アップを終え、二遊間を組む予定の新相棒・カシーヤとキャッチボールを行い肩を温めると、ルーキーを待ち受けたのがやむことのないノックの雨だった。

 「“Good morning America”で始める。ニシが首位打者で、いい選手なのは分かっている。あとはわれわれがどんなやり方をするのか、練習の中で学んでいってほしい」と予告したガーデンハイアー監督は、伝統を教え込むかのようにノックバットを振り続けた。

 「チームに溶け込み楽しくやっていきたい。ミーティングも朝から明るくて、日本と違った感じがした」と挑んだ初日。汗と泥で全身を汚した分だけ、真の大リーガーへと近づいていく。

 ≪松坂、上原と対戦濃厚≫西岡はオープン戦2戦目のレッドソックス戦で松坂との対戦が濃厚だ。キャンプ地が近く、レ軍戦は5試合組まれており、3月26日も松坂との直接対決が有力視される。上原のオリオールズとも最多の6試合が組まれる。公式戦開幕は4月1日、敵地でのブルージェイズ戦。

 ◆Good morning America 75年11月3日から米ABC局で放送される朝の情報・ニュース番組。ニューヨークのタイムズ・スクエアのスタジオで、毎週平日の米東部時間午前7時から2時間生放送される。ツ軍はこの練習を導入した87年に失策を前年の118(リーグ14球団中10番目の多さ)からリーグ最少の98と減らし、24年以来63年ぶりの世界一に輝いた。

 ◆ミネソタ・ツインズ 1901年のア・リーグ創設とともにワシントンに誕生したセネターズが前身。24年にワールドシリーズを初制覇。61年にミネソタ州ミネアポリスに移転し、セントポールとのツインシティーにちなみツインズと名称を変更した。87、91年に強打者パケットらを擁してWシリーズ制覇。球団削減の対象となる危機を2002~04年の地区3連覇で乗り越え、06、09、10年も地区優勝。本拠地は昨年オープンのターゲット・フィールド。日本人選手の所属はメジャー30球団中27番目。主力選手で09年MVPのマウアー、06年MVPのモーノーらがいる。

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