右肩痛の安藤 開幕絶望も焦らず調整

[ 2011年2月21日 06:00 ]

 右肩痛からの復活を目指す阪神・安藤優也投手(33)が20日、2軍キャンプを打ち上げて帰阪。4年連続となる開幕投手は絶望的となったが、その後の巻き返しを誓った。

 「(開幕に)間に合うに越したことはないけど、物理的には無理だと思う。それよりはその後、1軍に上がってずっと投げられる方がいいですから」。シーズンを長い目で見据え、前向きに今後の展望を語った。今キャンプ中は、前日19日を含めブルペンで捕手を立たせて2度投げただけ。捕手を座らせるまでには至らなかったが、ここへ来て右肩の状態はグンと上がってきた。

 「力を入れて投げられるようになった。2月の終わりぐらいから投げ込んで、肩のスタミナをつけていきたい」。この日も安芸球場のサブグラウンドで遠投を難なくこなした。21日からは鳴尾浜球場でトレーニングを再開する右腕。完全復活へ向け足場は固まりつつある。

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2011年2月21日のニュース