体脂肪率6%台 イチ11年連続200安打ボディー

[ 2011年2月20日 06:00 ]

屋外練習場でティー打撃するイチロー(撮影・ジュン鈴川通信員)

 マリナーズのイチローが、19日(日本時間20日)のキャンプインに向けてピオリア入り。恒例の身体検査では、昨年と同じ体脂肪率6%台を計測。チームでは1、2を争う数値で、森本球団トレーナーから「37歳の体とは思えない。競っているのは20代の選手。30代ではずば抜けている」と太鼓判を押された。

 検査後はキャッチボールと遠投で肩をならすと、39スイングのトス打撃でフォームをチェック。身にまとったスカイブルーのシューズとジャージー同様、涼しい顔で前日調整を終えた。

 メジャー11年目を迎えても、やはり存在感は別格だ。この日は球場外にイチローの出待ちをするファンが続出。日暮れ時には昨年の30人の5倍となる150人が集結した。1年前は車から降りてサインに応じたイチローだが、今年は警備員が配置されるほどの過熱ぶりで、混乱を避けるためにそのまま通過。朝から待ち続けていたファンの一部が、自家用車でイチローの車を追い掛けるパパラッチと化した。自身の大リーグ記録を更新する11年連続200安打へ、いよいよ狂騒曲が始まる。

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2011年2月20日のニュース