青木“進化”の柵越え14本!新打法で統一球OK

[ 2011年2月16日 06:00 ]

青木がランチ特打で力強いスイングを見せる

 ヤクルト・青木が、今キャンプ初のランチ特打を行い111スイングで14本の柵越えを放った。クラウチング気味だった打席での構えを、背筋を伸ばし自然体で立つように改造。上体を脱力させることで、より下半身の動きを生かす新打法を試している。「全部本塁打にするつもりで打ちました。逆風の中でフェンス直撃も多かったから、結構振れてましたね」。

 新打法は「できる限りスッと立ちたい。悪くなると前にかがんでくるので高く保ちたい」。狙いは「股関節をうまく使うこと」と話す。「左足の膝と母指球が一緒に出るように。その足運びならバットが遠回りせず内側から出る。低反発の統一球だから、下の力を使わないと飛ばない」と続けた。17日の練習試合・韓国サムスン戦(浦添)に出場することが決定。今季初実戦を前に「きょう見る限り、統一球の影響は感じない」と自信をのぞかせた。

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2011年2月16日のニュース