残る1軍外国人枠は一つ…カラバイヨ一発アピール

[ 2011年2月13日 09:46 ]

カラバイヨは6回に左中間二塁打を放つなどアピール

オリックス紅白戦 紅組6―4白組

(2月12日 宮古島)
 オカダの助言に一発回答や!オリックスのフランシスコ・カラバイヨ外野手(27)が春季キャンプ第3クール3日目の12日、紅白戦に紅組の「3番・右翼」で先発出場し、“1号”を放った。

 「打てたことは良かった。うまくバットを出すことができた。アドバイス通りにしたら打てた」

 初回2死。近藤が投じた高めの速球を完ぺきにとらえた。逆風を切り裂き左中間席に着弾する先制弾。6回にも二塁打を放つなど長打で持ち味を発揮した。

 前日11日の紅白戦では内角球に苦しみ5打数1安打2三振。しかし、岡田監督からの助言で、わずか1日にして好調へと変ぼうを遂げた。試合直前のアドバイスはこうだ。

 「(長い)腕が邪魔になるんよ。去年も言うたけど(打席の)後ろに立ていうたんよ。それでもバットは届くんやから」

 内角球克服のため打席の立ち位置を三塁ベンチ方向に立つように指導。それが好結果につながった。

 指揮官は「打線の中で右打者がほしいからな」とカラバイヨに期待した。すでに朴賛浩、李スンヨプ、バルディリスの開幕1軍は内定している。残る1軍の外国人枠は5人で一つを争う。他の外国人選手とポジションは違えど、外国人枠をかけたシ烈なサバイバルは激化。右翼のレギュラー奪取を狙う大砲は打撃でアピールする。

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2011年2月13日のニュース