5年ぶり再戦で7発も…中田「感慨?全くない」

[ 2011年2月11日 06:00 ]

フリー打撃で登板した斎藤(右)から場外弾を打つ中田

 日本ハム・中田が斎藤相手に成長の跡を示した。フリー打撃とはいえ、計7本塁打。それも中堅より右方向へ5発。力任せに振り回し3三振に倒れた06年夏の甲子園から5年…。両脇を締め力まず右方向へ流す新打法でプロの先輩としての貫禄を見せた。

 「斎藤さんのボールは軽く投げているのにピュッと来るし、切れがあった。それに注目度も凄いけど、自分は流されず隙を見せず集中できたと思う。(スタンドに)入った、入らなかったじゃなく、フォームを確認しながら、しっかり右方向へ大きいのを打てたことは手応えがある」

 キャンプ初日から1日ごとの課題、首脳陣から指摘されたポイントなど気付いた点を手帳に記してきた。「自分の状態が落ちた時とか見られるようにメモしたらいいんじゃないかと始めました。1年間通して続けていきたい」。長打力だけでは生き残れないと学んだ末、生まれた「中田日記」。梨田監督も「高めだと長打が出るし、状態はいい」と4年目の成長を認めていた。

 昨年までは柵越えの本数に気を取られたフリー打撃も、今春は1球1球に集中し、振り抜くことを心がけている。だからこそ、5年ぶりの再戦にも「感慨?全くない。斎藤さんを意識する気持ちはないし、ほかの人のことをどうこういう余裕はないんです」。今の中田にはレギュラー獲りしか眼中にない。

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