狙いは金本、城島、新井…鳥谷も球児も!ロッテが5億円用意

[ 2011年2月10日 11:34 ]

 ロッテが、FA権を行使して阪神に移籍した小林宏投手(32)のFA補償について、金本ら高額年俸選手がプロテクトから外れた場合、人的補償を求める可能性が出てきた。当初、金銭による補償を求める方針だったが、球団幹部は「(プロテクトから)外れていないだろうけど、万が一、高い年俸の選手が外れていたら獲りにいく。ニーズがあれば獲ります。球団内で考えはまとまっている」と明言。金本の他には、城島、新井、鳥谷、藤川らの名前を挙げた。

 城島、藤川の今季年俸は4億円。獲得した選手の年俸に関してはロッテが支払うことになるが、5億円程度であれば用意できるものとみられる。

 10日には那覇市内で、阪神が作成した28人のプロテクトリストを受け取る。石川球団運営本部長は「リストが届いてから宜野座、安芸にスカウトを派遣したい」と話しており、松本編成統括、永野チーフスカウトらが現地で入念な視察を行う予定。大物獲得の意思を表明するのは、阪神サイドへのけん制の意味合いもあると思われるが、今後の動向に注目が集まる。

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2011年2月10日のニュース