1勝11敗でも大幅アップ 裁定1号は選手の要求を採用

[ 2011年2月10日 09:08 ]

 米各メディアは9日、米大リーグで年俸調停に持ち込まれたケースの最初の裁定結果として、パイレーツのロス・オーレンドルフ投手(28)が求めた今季の年俸202万5千ドル(約1億7千万円)が認められたと報じた。球団は140万ドルを提示していた。

 2009年に11勝10敗の成績を残したオーレンドルフは、昨季は1勝11敗に終わったが、4・07だった防御率などを理由に年俸43万9千ドルからの大幅アップを要求。3人の調停人が8日に球団、選手の両者の聴聞を行い、結論を出した。

 AP通信によると、昨年は調停に持ち込まれた8件のうち5件は球団提示額が認められ、調停制度が始まった1974年からでは496件のうち285件で球団提示が採用されている。(共同)

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2011年2月10日のニュース