快調な能見に巨人戦々恐々「良くなってほしくないんだけど…」

[ 2011年2月4日 11:22 ]

ブルペンで快調に投げ込んだ能見

 阪神の能見篤史投手(31)が3日、ブルペン投球で今キャンプ自己最多の102球を投げ込んだ。降りしきる雨も関係ない。順調な仕上がり具合を物語るように、キレのあるストレートが何度も低めへと制球された。

 「今のところ順調にきているかな。バランスを意識しながらやっています」。昨年もキャンプ3日目に101球を投じた左腕。昨シーズン途中に右足甲を剥離骨折しただけに「体に気を使いながらやっている」というが、例年通りのペースで調整は進んでいる。

 果たすべき役回りは分かっている。昨季のクライマックスシリーズで敗れながら、対巨人ではシーズンで7連勝中。あと1勝すれば、47~48年の梶岡忠義、79年の小林繁が持つ球団記録8連勝に並ぶことになる。投球を見守った真弓監督は、シーズンを通して巨人戦に登板させるかとの問いに「そうなると思う」と、宿敵相手に集中起用する方針を示唆した。

 偵察に訪れた巨人の山本スコアラーは「ウチとしては能見には良くなってほしくないんだけどね…」と早くも戦々恐々。今季は巨人戦8カードのうち6カードが週初めになっており、対巨人のローテが組みやすい状況となっている。練習後も体のケアを入念に行った左腕は、G戦集中登板を示唆されたことに「分からないけど、期待に応えられるようにはしたい」と意欲的。早い仕上がりを見せる左のエースが、今季も強力打線の前に立ちはだかる。

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