メジャー240勝左腕 ペティットが現役引退

[ 2011年2月4日 09:11 ]

 米大リーグのヤンキースは3日、通算240勝を挙げた左腕、アンディ・ペティット投手(38)が4日(日本時間5日未明)にヤンキースタジアムで現役引退の記者会見を行うと発表した。AP通信は、引退理由を家族との時間を優先するためとしている。

 ペティットは昨季、左脚の故障で戦列を約2カ月間離れながらも11勝3敗をマーク。シーズン終盤から引退を示唆し、フリーエージェント(FA)となった後も契約交渉に臨んでいなかった。

 2004年からアストロズで3季プレーした以外はヤンキースで過ごし、通算16年で240勝138敗、防御率3・88。ポストシーズン歴代最多の19勝と大舞台に強く、松井秀喜外野手(現アスレチックス)がワールドシリーズMVPとなった一昨年も5試合で負けなしの4勝と活躍した。

 07年12月には「ミッチェル・リポート」でヒト成長ホルモン(HGH)の使用を告発され、過去の使用を認めた。(共同)

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2011年2月4日のニュース