4年連続盗塁王の極意とは…片岡の「リード」に注目

[ 2011年2月4日 11:55 ]

右足を1足分引いてリードする片岡

 盗塁は1歩目が勝負。5年連続盗塁王を狙う西武・片岡の武器は、爆発的なスタートダッシュだ。一気にトップギアに入れるための秘密は、リードに隠されている。

 二盗を試みる際に、片岡は一、二塁を結ぶラインから右足を約1足分、後ろに引いて構える。「社会人の時からこの形にしました。最初から違和感はなかったですよ。1歩目が真っすぐ踏み出せますからね」と説明する。両足をラインに平行に構えてしまうと、1歩目を踏み出す左足がどうしてもラインの内側に入りやすい。ほんの20数センチ右足を引いておけば、腰を少し切るだけで左足は二塁ベースに最短距離に踏み出すことができるというわけだ。

 投手によってリードの幅は変化するが、基本的にはアンツーカーに左足がギリギリ掛かる位置に構える。けん制球で帰塁するには、右足を引いている分、ロスがある。それを考慮し「一塁ベースに戻れるような体勢」でやや左足に重心をかけるのも片岡流だ。

 河田守備走塁コーチは片岡のリードをこう分析する。「ヤスは右足を強く蹴りながら左足を踏み出すのが特徴だね。あれは教えてもできるものではない」。キャンプ3日目の3日はベースランニングのメニューも加わり、その独特なリードからスタートを切る練習も繰り返した。「ここまで来たら意地ですから」と話す連続タイトルへ、今季も真っすぐな1歩目を重視する。

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