“優等生”カブレラ フリー打撃後にバント練習

[ 2011年2月2日 06:00 ]

バント練習するカブレラ

 オリックスからソフトバンクに移籍したカブレラが、フリー打撃後に取り組んだのはなんとバント練習。1メートル85、100キロの巨体を前かがみにし1球ずつ集中して器用に転がしていった。

 本人は日本語で「バントない!」。今季で日本球界11年目だが、バント練習は自身初体験。犠打など機動力を駆使して1点を奪うのが秋山監督が目指す野球。過去には自由奔放な言動で物議をかもしたことのあるカブレラも、新天地では優等生に変身し「チームみんなが求められていること」。西武、オリックスでの過去10年間、計1142試合で犠打はもちろん「0」だが、「自分に求められていることは、何でもやるよ」。フリー打撃では63スイングで柵越え2本。パワー全開はこれからだが、チームに溶け込む姿勢を見せつけたキャンプ初日だった。

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2011年2月2日のニュース