立浪氏が助言…稼頭央、打撃フォーム矯正

[ 2011年2月2日 06:00 ]

星野監督が見守る中、フリー打撃に励む松井稼

 8年ぶりに日本球界に復帰した楽天・松井稼が完全復活に向け、キャンプ初日から打撃フォーム矯正に着手した。フリー打撃中、PL学園の先輩・立浪和義氏らのアドバイスを受けると、後ろ足を前方に半足分ステップして打ち始めた。すると鋭い打球を連発。柵越えも2本放った。

 「(後ろに体重を)残し過ぎる部分があった。練習で体に覚えさせたい」。メジャーでは手元で動く速球への対応もあって体の近くまで引き付けていたが、仁村作戦コーチは「当てたい意識から上体だけは前に突っ込んで(上下の)バランスが悪くなっていた」と説明。ステップ打法をすることで体重移動がスムーズになった。松井稼は「このキャンプで技術的にも体力的にもしっかりしたものをつくっていきたい」と誓った。

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2011年2月2日のニュース