下柳は1800万円減でサイン 今季は「2桁勝つ」

[ 2011年2月1日 06:00 ]

ダウン提示にも納得の表情をみせキャンプインへ気持ちを新たにする阪神の下柳

 阪神・下柳剛投手(42)が1月31日、1億800万円から17%ダウンの9000万円プラス出来高払いで今季の契約を交わした。

 毎年恒例となっているキャンプイン前日の契約更改。昨年に続くダウン提示となったが、下柳の心はもう今季の逆襲に向いていた。

 「2桁勝ちたい。それしかない」

 多くは言うまい。3年ぶりとなる2桁勝利をノルマと課した。「一昨年から見ても成績、登板数、イニング数が減っている」。あえて自分自身に厳しい目を向けたのも、今季を戦う上でのモチベーションとなる。

 「正月にも会って“頑張りましょう”という話はしていた。その数字を目標に、追いつき追い越せで頑張りたい」

 大きな刺激を受けているのは、中日・山本昌の存在だ。08年の43歳シーズンで133回2/3を投げぬき、これが目下の最年長最多投球回記録。昨年の下柳は100イニングちょうどだったが、先発ローテの枠さえ勝ち取れば十分到達可能な数字といえる。

 「球種の精度が落ちていたのかもしれない。高めへ行ったボールを打たれているから」
 ここ2年は08年オフの右ヒザ手術の影響などもあり思うようにならなかったが、投げ込みの数を増やすことも宣言した。1日もブルペンでの投球練習を行う構え。

 「ゴロをたくさん打たせて、バッターが打ちづらそうにしている下柳をお見せしたい」
 まだまだ若い投手に負けるつもりはない。熟練の技で、猛虎の屋台骨を再び支える。

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