「絵になる」星野監督 Vと日本一祈願

[ 2011年1月31日 06:00 ]

<楽天必勝祈願>雪で覆われた参道を歩いて御社殿へ向かう星野監督ら楽天ナイン

 楽天・星野監督が、仙台市内の神社で必勝祈願を行った。この日、仙台市内の最低気温は氷点下7度と今年一番の冷え込みとなった。選手、監督時代を通じて初めて雪が舞う中での参拝に「雪が降っているのは絵になるだろう。それを意識して歩いたよ」と笑顔。選手、スタッフの先頭を歩き、集まったファン200人の声援に応えた。

 絵馬には「夢」としたためた。「何が夢か分かるだろう。想像してくれ。自分が一番プレッシャーを感じている」と就任1年目でのリーグ優勝と日本一の願いを込めた。

 必勝祈願を終えると、Kスタ宮城で行われた1軍のコーチ会議に飛び入り参加。コーチ陣に「優勝できる環境をつくっていこう。風通しを良くしたいから、気付いたことは何でも言ってほしい」と呼びかけた。夜には仙台市内で行われた激励会に出席し、集まった770人の前で「日本には怒りが足りない。ファンをがっかりさせるプレーには怒ろうと思っています」と宣言。キャンプ地の沖縄・久米島へ移動する前日にも関わらず精力的に動き回り、仙台での準備は抜かりなく終えた。自身8年ぶりのキャンプに向け、闘将が戦闘モードに入った。

続きを表示

2011年1月31日のニュース