第3回調停委員会開催 涌井の年俸28日にも結論へ

[ 2011年1月26日 06:00 ]

 球団との契約交渉が難航している西武・涌井秀章投手(24)の年俸金額を決める第3回調停委員会(熊崎勝彦委員長=コミッショナー顧問)が25日、東京・内幸町の日本野球機構(NPB)事務局で開かれた。

 涌井、球団から提出された書類、21日のヒアリングの内容を精査したが、結論は出なかった。熊崎委員長は「一つの大枠の方向性は見えてきた。ただ、もう少し細部まで掘り下げる必要がある。公正かつ慎重にキャンプ前に結論を出したい」と説明。堀内恒夫委員(前巨人監督)も「委員3人の総意で決めて行くものだから慎重にならざるを得ない。それぞれの主張は分かっているので、あとは3人の間での詰め」と話した。26日に第4回調停委員会を開いて議論し、キャンプ前の28日にも結論が出る見通しとなった。

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2011年1月26日のニュース