斎藤に「凄かった」と言わせたドラフト5位「僕もゆうちゃんです!」

[ 2011年1月17日 10:11 ]

ファンとの交流イベントのあいさつで「僕も雄ちゃん!」と言った谷口(中)(左は榎下、右は齊藤)

 日本ハムのドラフト5位、谷口雄也外野手(18=愛工大名電)が16日、千葉県鎌ケ谷市で新入団選手歓迎式典・交流会に参加。1万1000人の観衆を前に、斎藤佑樹投手(22)に負けじと「ゆうちゃん」をアピールした。合同自主トレ第2クール初日では、プロ仕様の新バットによるティー打撃に手応えを感じた雄ちゃん。高卒ルーキーだが、1年目からし烈な外野手争いに割って入る気構えだ。

 本家「佑ちゃん」にも負けていなかった。18歳らしい初々しく爽やかスマイルと、軽快なマイクパフォーマンスで谷口が観衆を沸かせた。

 「ゆうちゃんフィーバーが起きていますが、僕もゆうちゃん、谷口雄也です。ファイターズ魂を持って、雄ちゃん頑張ります!」

 高校の先輩でもあるイチロー2世との呼び声高い谷口は、1メートル82と大柄ながら50メートル5秒7の俊足を誇る。高校通算44本塁打とパワーヒッターだったが「長距離バッターじゃない」として、バットを高校時代の900グラム前後のものから880グラム前後へ軽量化。グリップが横浜・村田、バランスは広島・野村監督の現役時代のもので「細いけどアベレージを意識しました。いい感じです」と新バットに手応えを感じている。

 森本が抜けたとはいえ稲葉、糸井、陽岱鋼(ヨウダイカン)ら日本ハムの外野陣は鉄壁を誇る。壁は高いが「やっぱり野手なので、バットを振っているときが幸せ」として高卒1年目ながら積極的にアピールをしていくつもりだ。

 そんな谷口にとって、同期入団とはいえ年上の斎藤は「テレビの中の人でした」と話すほど遠い存在だった。しかし入寮後の11日は風呂場で偶然顔を合わせ「一緒に頑張ろう」と声をかけられて大感激した。翌12日の特別講義では「佑雄ペア」を結成。「世界一、○○な人」と相手の特徴をアナウンスする“他己紹介”では斎藤から「世界一、音楽鑑賞が好きな選手」と紹介されてはにかんだ。

 交流会後は斎藤に「谷口は慣れてて凄かった。意外でした」と言わしめた18歳は「売り出していかないと佑樹さんに差をつけられちゃうので。佑樹さんと一緒に顔と名前を覚えてもらえれば」と笑った。投手と野手。立場は違うが「佑」の背中を追う「雄」が、チームに活気と元気を注入する。

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