大石 高校生に負けた…スタミナ不足を露呈

[ 2011年1月14日 06:00 ]

シャトルランを終えてぐったりする大石

 西武のドラフト1位ルーキー・大石達也投手(22=早大)が13日、埼玉県所沢市での新人合同自主トレーニングでスタミナ面の不安を露呈した。苦手という長距離走で高卒ルーキーの前川(阪南大高)に置いていかれる展開に「きつかったです。若いって、10代っていいなと思いました」と苦笑いで振り返った。

 600メートルと1100メートルを交互に10本走るシャトルラン。合計8500メートルの過酷なメニューに悲鳴を上げた。9本目に前川に後れを取ること約100メートル。何とか完走したが、18歳には完敗した。大迫トレーニングコーチは「あれが今の大石だね」とスタミナ面が今後の課題とした。昨年のキャンプ初日に投手陣は合計8キロ以上のランニングをこなした。それを伝え聞いた右腕は「マジですか?怖いですね…」と不安を口にした。

 16日からの第3クールではインターバル走が中心となる。「何とか必死についていきたい」と大石。プロでは先発に転向するだけに、開幕までに体力強化に励む。

 ≪昨季ドラフト1位雄星の新人合同自主トレ≫初日の合計7・6キロの長距離走はトップ。6日目で初めてブルペン投球を行い、約3週間の自主トレ期間中9度ブルペンに入って自主トレを打ち上げた。

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2011年1月14日のニュース