尚成 内角へCアップで松井&イチロー斬りだ

[ 2011年1月11日 06:00 ]

ホノルル市内のグラウンドで上半身裸でダッシュを繰り返すエンゼルス・高橋尚成

 エンゼルスの高橋尚成投手(35)が9日(日本時間10日)、ホノルル市内で本格始動した。ア・リーグ西地区のライバルとなった松井(アスレチックス)、イチロー(マリナーズ)攻略に内角へのチェンジアップを掲げ、オープン戦から結果を求める考えを示した。今月下旬の帰国まで、まずは体づくりに専念する。

 強烈な太陽の日差しを受け、高橋が2年目のスタートを切った。50メートルのキャッチボールに加え、100メートルダッシュ10本を上半身裸でこなした高橋は、新天地での成功の鍵に内外角へのチェンジアップの投げ分けを挙げた。

 「コンビネーションの投手だし、そこで打ち取っていかないと。どんどん厳しくいく。内外角に意識して投げ分けるようにしないと」

 とくに重要なのは左打者への内角攻めだ。同じア・リーグ西地区で対戦するア軍・松井、マ軍・イチローのほか、昨季打率・359で首位打者となったレンジャーズのハミルトンら左の好打者対策は急務。高橋のチェンジアップは右打者には内から外へ逃げていく軌道だが、左打者に対しては死球の危険性が高まる。それでも高橋は「左打者へのチェンジアップも難しいとは考えない」と自信を見せた。

 すでにソーシア監督は救援左腕の軸に高橋を指名。昨季のエ軍は対左打者の被打率が右投手は・252で、左投手は・261。昨季左打者に対して・217の高橋にかかる期待は大きい。

 マイナー契約だったメッツ時代とは違い、今季はオープン戦の結果は必要ない。それでも「試そうと考えると自分に甘えが出る。結果を求めて、オープン戦でも相手を打ち取ってアピールしていく」と言い切った。内角も突くチェンジアップで、メジャー2年目の活路を切り開く。

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