小笠原 張本超え2000本安打達成目指す

[ 2011年1月11日 06:00 ]

自主トレーニングを開始した巨人の小笠原

 張本超えであっぱれ歴代3位ランクインだ。巨人・小笠原道大内野手(37)が10日、神奈川県川崎市のジャイアンツ球場で本格始動した。昨年まで1719試合で1989安打と通算2000本安打へはあと11本。試合数では1733試合で達成した張本勲氏(スポニチ本紙評論家)を抜く歴代3位のスピード到達をクリアしたうえで、日本一奪回を誓った。

 ゆっくりと言葉を選ぶ独特の語り口が、さらに重くなった。決意の表れ。普段は個人記録へのこだわりを口にしない小笠原が、2000本安打を大いに意識した。

 「ここまで来ると意識しないと言うとうそになる。勝つために打っていくなかで1本ずつ積み上げて、できれば1試合でも早くクリアしたい」

 目前に迫った2000安打。今季13試合以内での到達なら川上、長嶋に次いで、張本を抜く歴代3位のスピード達成となる。日本最多の通算3085安打の昭和の安打製造機・張本は、日本ハムから巨人に移籍という同じ経歴をたどる大先輩。「自分なんかが語れる方ではない。偉大な方」。敬意を表した上で「そうなれば自分の中でも大きな財産になる。挑戦していきたいと思う」と張本超えを宣言した。残り168安打でスタートした昨年は、あと11本で届かず。「昨年、達成できなかったことが物語っている。簡単に達成できるものじゃない」。数字の重さを痛感したからこそ「ことしクリアできるところにあるのは励み」と闘志を燃やした。

 本格始動のこの日はキャッチボール、ノック、ウエートトレーニングなど約5時間、ハードに動いたがバットは握らなかった。「振りたい気もあるけど、いきなり振って変な感覚が出てくると嫌。少しずつ慣らしてキャンプで振れるようにしたい」。小笠原流のこだわりを捨てず、今月中旬からの宮崎自主トレ、2月の宮崎キャンプでシーズンへの準備を整える。

 「開幕の1打席目の初球からすべてのボールに集中してやっていきたい。でも、その先に1年の大きな目標がある。昨年逃したリーグ優勝、日本一になることが最大の目標」。大台をステップに日本一奪回へ突っ走る。

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