“鉄人”城島 開幕絶望のはずが「出る気満々」

[ 2011年1月10日 06:00 ]

左ひざの手術後初めて報道陣の前に姿を現した阪神の城島は、復活へ向け力強い言葉を発する

 左膝半月板損傷からの復活を目指す阪神・城島健司捕手(34)が9日、阪神の若手選手が合同自主トレを行っている長崎県佐世保市の佐世保野球場を訪問。昨年11月9日に手術を受けて以来久しぶりに公の場に姿を現し、「もちろん開幕を目指しているし、出る気満々でいる」と鉄人ぶりをアピールした。

 手術から試合出場まで6カ月の見込みと診断され、開幕戦の出場は絶望視されてきた。球団側も「ポスト城島」として、楽天からFAで藤井を獲得。それでも城島の心は少しも折れていなかった。「僕の中では(今回の手術は)車検みたいなもの。去年しなくても今年しなきゃならなかっただろうし、いつかはしなきゃいけなかった。全身麻酔でパワーアップしたかもしれないよ」。この日も患部に包帯を巻くのを忘れるほど術後のリハビリも順調とあって、その表情は明るかった。

 出場機会を求めて、マリナーズから昨季に5年ぶりの日本球界復帰。「ゲームに出ることに飢えていて、出ることの楽しさを去年1年経験した。プレーヤーはやっぱり試合に出なきゃいけないとオフの間にもかみしめた」。それだけに「個人的には全試合全イニング出るつもりでいる。自分の中で限界を決めるつもりはない」と言い切った。

 強烈なプライドをにじませるのは言葉だけではない。現在もリハビリ中ではあるが「これだけつらい練習をしているとか、見せるものじゃない。開幕の時に跳んだりはねたりできたらいいわけだから」と、その様子は公開しなかった。阪神の鉄人は金本だけではない。

 ▽2010年11月9日 シーズン終了後に受けた精密検査で「左半月板損傷」が判明し、大阪府内の病院で手術。

 ▽同12日 退院。球団を通じて「来年の開幕戦には元気な姿をファンに見せられるよう、しっかりとリハビリに励みたい」とコメント。

 ▽同14日 長崎県佐世保市で行われた「第7回城島健司旗争奪軟式野球大会」の会場に松葉づえ姿で現れ、決勝戦を観戦。

 ▽同30日 甲子園のクラブハウスを訪問。関係者らに経過報告などを行い、春季キャンプは高知・安芸での2軍スタートが決定。

 ▽12月8日 長崎県佐世保市を拠点として、プールで水中歩行するなど本格的なリハビリを開始。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年1月10日のニュース