マートン 米マスコミに語る「日本野球のレベルは4A」

[ 2011年1月8日 09:15 ]

2010年10月、ヤクルト戦でイチローのプロ野球記録を更新するシーズン211安打を放ち、花束を手にファンにあいさつする阪神のマートン

 来日1年目にプロ野球記録となるシーズン214安打を放った阪神のマット・マートン外野手(29)のインタビュー記事が7日、米スポーツ専門局ESPNのホームページに掲載され、同外野手は「日本行きは百パーセント、ベストの選択だった」と語った。

 マートンはカブスで大リーグにデビューしてから、5シーズンで3球団を渡り歩いた。日本の野球レベルは、投手は大リーグでも通用する選手が多いとし、メジャーとマイナー最上位「3A」の中間の「4A」と表現した。阪神での成功は「試合に出続けることができたことが一番の要因だった」と話し、日本の午前中に放映される大リーグ中継も打撃の参考になったという。

 イチローのシーズン210安打を破ったことについては「光栄なこと」としながらも「野球界の最高の選手の1人である彼は、130試合で210安打を達成した」と口にし、141試合目で並んだ自身と比較した。

 現在は2月1日のキャンプインに向けてジョージア州の自宅でトレーニング中。阪神とは今季が契約最終年となるが、その後は「メジャー復帰も視野に入れている」と述べている。(共同)

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2011年1月8日のニュース