松坂“生き残り”へ、勝負の1年

[ 2011年1月1日 06:00 ]

背水のシーズンに臨む松坂大輔は、3年ぶりの2ケタ勝利を目標に掲げた

 6年契約の5年目を迎えたレッドソックスの松坂は、生き残りを懸けた勝負の年となる。「先発として、去年(153回2/3)よりも多く投げること。まず先発の位置をしっかり確保すること。スタートはそこからです」とチーム内での置かれた立場は理解している。

 09年4勝、10年9勝と2年連続で2ケタ勝利を逃した。今季は先発5番手からのスタートが予想されるが、ウェークフィールドも控えており、春先に結果が出なければ、配置転換や放出要員ともなりかねない。昨年はキャンプ序盤に背中や首の痛みがあり出遅れた。同じミスは許されない。
 昨年プレーオフ進出を逃したチームは投打に渡って大型補強に成功した。「07年は世界一になったが、以降はワールドシリーズに行くことができていない。また勝ちたい」。まずは、今月上旬から行うハワイ自主トレで自らを高めていく。

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2011年1月1日のニュース