補強第3弾!ソフトバンク カブレラ獲得!

[ 2010年12月20日 06:00 ]

ソフトバンク入りすることになったカブレラ

 ソフトバンクが、今季までオリックスでプレーしていたアレックス・カブレラ内野手(38)を獲得することが19日、分かった。

 2年契約の年俸総額3億6000万円プラス出来高払いで大筋で合意。今週中の正式契約を目指しており、カブレラの39歳の誕生日となる24日にも発表される。

 日本球界通算346本塁打を誇る大砲はオリックスとの交渉が難航。2日に公示された保留選手名簿から外れて自由契約となった。球団側は編成会議の結果、獲得に乗り出す方針を決定。カブレラがオリックス側の単年契約に難色を示したことから、2年契約を用意して合意にこぎつけた。

 チームは今オフ、すでに内川、細川の野手2人を国内フリーエージェント(FA)で獲得。カブレラは4番での起用が確実で、来季の打線はパワーを増して大きく生まれ変わることになる。助っ人ながらすでに国内FA権を取得しており、外国人枠を外れてプレーできるなど利点も大きい。

 今季はリーグ優勝こそ成し遂げたが、チーム打率・267はリーグ5位と低迷。特に日本シリーズ出場を逃したクライマックスシリーズでは6試合で本塁打なしに終わり、王球団会長も「攻撃面では若手の長打力が足りない。日本人にない長打力のある外国人選手の補強を考えないと」と打力強化を訴えていた。リーグ連覇、8年ぶりの日本一へ、カブレラは長打力不足を補って余りある存在といえる。

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2010年12月20日のニュース