米メディアが見た西岡…俊足を評価も“遊撃手では難しい”

[ 2010年12月18日 14:58 ]

 米大リーグ、ツインズが17日、ポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を得ていたロッテの西岡剛内野手(26)との3年契約を発表した。年俸総額900万ドル(約7億5600万円)で合意した26歳を、メディアはどう見ているのか。

 地元紙パイオニアプレス(電子版)は、球団幹部の話として「数年前から注目し、スカウトにプレーを見させていた」と、周到な調査で吟味しての獲得だったと紹介。同幹部は西岡のスピードと身体能力を高く評価し、「盗塁の技術と広い守備範囲」を魅力とした。

 NBCスポーツ(電子版)などに寄稿するグリーマン記者は、俊足の西岡加入で攻撃力が上がると指摘する。ただ、送球や天然芝に不慣れな点で、遊撃手では難しいと見る関係者がいることにも触れた。2割7分5厘の打率を残し、守備も良ければ、1500万ドル近い投資(入札額が530万ドル)は成功だろうとしている。

 各メディアが関心を寄せるのは、ロッテで「7」をつけていた西岡の背番号。チームでは1番人気のマウアーの番号で、日本のスターの選択が注目されている。(共同)

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2010年12月18日のニュース