引退が現実となることを「考え始めた」松井 生き残り懸けた1年に

[ 2010年12月15日 08:43 ]

入団会見でアスレチックスのユニホームを着る松井秀喜外野手。右はビーン・ゼネラルマネジャー

 来年6月に37歳となる松井は、野球人生の終盤にいることを自覚している。昨年あたりからユニホームを脱ぐ日が現実となることを「初めて考え始めた」という。ヤンキース時代の約3分の1の年俸で、アスレチックスに所属先が落ち着いた来季は、生き残りを懸けた1年となる。

 過去に在籍した巨人とヤンキース、エンゼルスは優勝争いの常連で、松井の「自分の力をより引き出してくれる」という考えに合致したが、新天地は事情が異なる。USAトゥデー紙によると、アスレチックスの今季の年俸総額は全30球団で28位。看板選手は引き留められず、トレードなどで獲得した若手選手と安いベテランでやりくりしてきた印象が強い。
 アスレチックスの打者では今季、本塁打が16、打点は71が最高。松井の21本塁打と84打点が群を抜く。エンゼルスでは主砲モラレスが離脱したことで投手の徹底マークに遭ったが、貧弱な打線で4番を任されるであろう来年はより厳しくなる。
 好材料は同地区内の移籍で、特徴を知る投手との対戦が多いことだ。「体が衰えても成績が下がるとは思わない」という言葉を証明したい。

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