“ミスターロッテ”堀「スッキリ」引退会見

[ 2010年12月4日 06:00 ]

ロッテから戦力外通告を受けていた堀が、千葉マリンで引退会見を行った

 ロッテから戦力外通告を受け、2日に現役引退を発表した「ミスターロッテ」堀幸一内野手(41)が3日、千葉マリンで会見。

 合同トライアウトを受けるなど現役続行にこだわっただけに「全く悔いがないと言えばウソになる。自分では今でもまだやれると思っている」と未練も見せつつ「家族のことを考えないと。やるべきことはした。スッキリしている」と心境を語った。

 92年に川崎から千葉に本拠地を移転する前のオリオンズ時代から在籍した最後の選手。通算2064試合で1827安打を放った。ロッテ一筋23年間の思い出は「優勝と口にできない弱いチームが、05年に優勝できたのは一生忘れられない」。今後は野球解説者を目指すが、球団からフロント入りを打診される可能性もあり、堀も将来は指導者として再びユニホームを着ることを夢に掲げた。

続きを表示

2010年12月4日のニュース