連敗続きのオリックスに朗報…FA後藤が残留へ

[ 2010年11月26日 06:00 ]

 FA宣言し、去就が注目されていたオリックスの後藤光尊内野手(32)が残留の意思を固めたことが25日分かった。本人は明言を避けたものの、後藤に近い複数の関係者が認めた。26日には球団側と交渉に臨むが、席上、残留の意思を伝えるもようだ。

 後藤は今季チーム最多の143試合に出場し、打率・295、16本塁打、73打点。勝負強い打撃に加え、堅実な守備にも評価が高かった。球団はFA宣言前に3度の残留交渉を行い、3年総額3億円の条件を提示していたが、楽天、中日など数球団が水面下で獲得を検討していた。
 オリックスは今オフのストーブリーグで西武・細川、ロッキーズからFAになった松井稼の獲得を目指しながら獲得競争に敗れた。それだけに後藤の残留は朗報となりそうだ。

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2010年11月26日のニュース