稼頭央 やっぱり楽天!2年4億円で背番「3」

[ 2010年11月25日 06:00 ]

紅葉を背にキャッチボールをする松井稼

 ロッキーズからFAとなった松井稼頭央内野手(35)が24日、楽天入団を決断した。松井稼がこの日までにオファーがあった国内他球団に断りの連絡を入れた。25日に契約合意が発表される。楽天は松井稼に2年総額4億円の大型契約に加えて、背番号は今季開幕時にプレーしたアストロズ時代に背負っていた「3」を用意。前アスレチックスの岩村明憲内野手(31)獲得に続く星野・楽天の大型補強第2弾。元メジャーリーガーの三遊間が仙台を熱くする。

 熟考を重ねていた松井稼が、ついに移籍先を決めた。ロッキーズをFAとなってから17日。国内数球団からのオファーから星野・楽天を選んだ。
 「順序もありますので。それがクリアになってから皆さんに報告したい。方向性はもう決まっている。ちゃんと僕の方から言いますので」
 都内グラウンドで約3時間半の自主トレを終えた松井稼は、オファーをくれた球団に配慮し、球場を離れる際にも「楽天」の名を口にすることはなかった。自ら報道陣に移籍先を口にするのは、断りの連絡を入れてからが筋。それでも、気持ちは固まっていた。練習後、オリックスに楽天入りする旨を伝えて丁重にオファーを断った。
 8年ぶりの日本球界復帰。楽天にとっては今夏、球団編成担当が渡米して調査するほど獲得を熱望した選手だけに最大限の敬意で迎え入れる。2年総額4億円の大型契約に加えて、背番号はアストロズ時代につけていた「3」を用意する。今季はロッキーズ傘下3Aでシーズンを終えたが、走攻守で大きな戦力として期待している表れでもあった。
 チームは今季、二遊間を固定できなかったうえに、リーグ最少576得点の貧打も重なって最下位に低迷。球団関係者も「二遊間がオフの補強ポイント。その選手に見合った条件を出す」として資金を惜しまず補強に動いていた。球団では松井稼に遊撃を任せる方針だが、二塁もこなせる点は心強い。さらに日米通算2048安打、408盗塁をマーク。両打ちで長打もある松井稼は、チームの弱点を埋めるにはこれ以上ない存在だった。
 星野新監督は22日、関西地区で放送された自身のラジオ番組で「巨人と横浜とオリックスがいっていて、もちろん楽天もいっている」「あとは彼がどこを選ぶか」などと話していたが、期待通りの結果となった。11月中旬には元アスレチックスの岩村獲得を発表したばかり。松井稼の加入で、仙台に誕生する元メジャーリーガーによる三遊間は大きな話題を呼ぶことになる。
 最下位からの巻き返しを図る来季に向けて、大型補強を次々と進める星野・楽天。強力なワンピースで最大の補強ポイントが埋まった。

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