オリックス 稼頭央に背番号「7」用意

[ 2010年11月19日 06:00 ]

 オリックスが18日、前ロッキーズの松井稼頭央内野手(35)の獲得を目指すことを正式表明した。

 村山球団本部長は「(動きだしたのは)ここ1日、2日。失礼のないようにやる。国内外で活躍した素晴らしい選手なので、きちっと対応をしていきたい」と話した。正二塁手の後藤が移籍を視野にFA宣言したことで、二塁、遊撃の両方を守れることに加え、高い打撃力を持つ松井稼の獲得に動いた。後藤が残留した場合も、遊撃手として起用する方針を固めている。松井稼は07年12月にアストロズと3年総額1650万ドル(約13億7000万円)の契約を結び、今季年俸は500万ドル(約4億2000万円)。その条件面についても、同本部長は「チーム上、必要と思えば資金を突っ込む。いいチームにしたいし、勝てるチームにしたい」と話した。さらに松井稼が西武時代につけていた背番号「7」も用意している。

 松井稼はこの日、スポニチ本紙の取材に対し「必要とされていることはありがたいです。今は交渉中なので、その時期が来たら、しっかりと報告させていただきます」と話した。

 ≪楽天オーナーも支援を約束≫松井稼の獲得に乗り出している楽天の島田オーナー兼球団社長は「本社の仕事もしているので、その件については分からない」と明言を避けた。ただ、既に星野新監督の下、大型補強第1弾として前アスレチックスの岩村を獲得。同オーナーも「しっかり戦力補強して来季に臨みたい。星野監督と話し合いながら、しっかりサポートしたい」と支援を約束した。

続きを表示

2010年11月19日のニュース