菅野155キロも…1点守れず力尽きる

[ 2010年11月19日 06:00 ]

<早大・東海大>6回2死満塁、早大・山田(後方)に逆転適時打を浴びる東海大・菅野

 【明治神宮大会・東海大1-2早大】早大のドラ1トリオにたった1人で挑んだ東海大157キロ腕の菅野が力尽きた。

 8回5安打2失点。6月の大学選手権に続く準優勝に3年生エースは「悔しい。1点を守れなかった。3人と戦うことを目標にやってきたので」と話すと目を潤ませて責任を背負った。最速155キロの直球で押した。1点リードの6回2死満塁では、カットボールを右前に運ばれて逆転されたが「腹をくくって投げたこの球に悔いはありません」とプライドをにじませた。

 ▼東海大学系列校野球部総監督・原貢氏(巨人・原監督の父で菅野の祖父)もう少し直球を磨けばね。だいぶ良くなったとは思うけど、ひじをもう少し上げた方がいいかな。打たれた球は真ん中に入っていた。あと少しだ。

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2010年11月19日のニュース