デーブ前コーチの仮処分認めず 地裁が申し立て却下

[ 2010年11月19日 20:47 ]

 プロ野球西武の2軍選手に暴力を振るったなどとして7月下旬に解雇された大久保博元・前2軍打撃コーチが、地位保全と報酬の仮払いを求めた仮処分の申し立てに対し、東京地裁は19日、却下する決定をした。大久保氏の代理人を務める阿部鋼弁護士が明らかにした。

 大久保氏は弁護士を通じ「主張が認められず残念です。これからは陰ながらライオンズを応援していきます」とコメント。今後の対応は未定としている。
 西武の小林信次球団社長は「球団の判断が正しかったと認められたと考えています」と話した。
 大久保氏は7月22日に2軍打撃コーチの職を解かれ、29日に解雇された。8月11日に仮処分を申し立て、10月19日に審尋が終了していた。

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2010年11月19日のニュース