ドジャース 明大左腕と熊本の高校生右腕と契約

[ 2010年11月19日 08:19 ]

ドジャースとマイナー契約を交わした明大の西嶋一記投手

 ドジャースが明大の西嶋一記投手(21)、熊本・文徳の高野一哉投手(18)とそれぞれマイナー契約を交わしたことが17日(日本時間18日)、分かった。ド軍の地元紙ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)が同日付で報じた。

 西嶋は1メートル86の長身から最速143キロの直球を武器とする左腕。松坂(レッドソックス)と同じ横浜高出身で06年センバツでは全国優勝を経験。明大では昨秋、防御率1・13で優勝に貢献。東京六大学通算31試合で6勝5敗、防御率1・91の成績を残した。
 高野は熊本市出身で中学時代は軟式野球部に所属。文徳では1年秋からベンチ入りし、今年夏の熊本大会では4回戦で敗れたが、肩、ひじの柔らかさを武器に、最速144キロの速球を誇る。スライダー、フォークも切れがあり、将来性は高く評価されていた。
 ともにプロ志望届を提出していたが、先月のドラフトでは指名がなかった。ド軍は07年オフに亜大のロバート・ブース投手(24)を獲得するなど、日本のアマチュア選手から大リーガー育成に力を注いでいる。

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2010年11月19日のニュース