阪神の高橋が引退発表 2軍打撃コーチに

[ 2010年10月23日 06:00 ]

引退会見を終え沼沢専務取締役球団本部長(左)から花束を受け取る高橋2軍打撃コーチ

 阪神の高橋光信内野手(35)が22日、現役引退を表明した。

 06年オフに中日を戦力外となり、07年に阪神移籍。08年には代打を中心に68試合の出場で打率・315、4本塁打を記録したが、今季はわずか7試合の出場にとどまった。「このたびユニホームを脱ぐことを決めました。シーズン終盤に上へ呼ばれず、若い選手が力をつけてきたか、という気持ちになりました」。来季の阪神2軍打撃コーチ就任も発表され「楽しみな選手はいっぱいいます」と抱負を明かした。

 ≪阪神 2軍監督は吉竹氏が現場復帰≫阪神が22日、1、2軍監督、コーチ陣を発表した。5年ぶりの優勝を逃した1軍は真弓明信監督以下の首脳陣が全員留任。沼沢球団本部長が「一丸となってリベンジを果たそうという監督の強い要望がありました」と話したように、現体制の維持を望んだ指揮官の意向が反映された。一丸を強調し、来季雪辱へと向かう。2軍監督として吉竹春樹育成部課長が現場復帰。今季中日で内野守備走塁コーチを務めた風岡尚幸氏が2軍守備走塁コーチ、引退した高橋光信が2軍打撃コーチにそれぞれ就任する。

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2010年10月23日のニュース