貧打巨人あっさり敗退…最後はサヨナラ負け

[ 2010年10月23日 22:34 ]

 【巨人3-4中日】九回に2点差を追い付いた。しかし、反撃もここまで。「名古屋で打てない」という呪縛を解けないまま、巨人はサヨナラ負けで敗退した。

 九回に久保が打たれた。しかし、一番の敗因は投手陣ではない。打てなかった打線だ。2点を追う五回1死二、三塁では代打の長野が三振に倒れ、坂本も二ゴロ。八回無死二、三塁でも、小笠原の犠飛で1点を返すのがやっとだった。この2度の好機で少なくとも追い付いていれば、流れは変わっていた。
 30本塁打以上を4人も擁する強力打線が、ナゴヤドームでは機能しない。レギュラーシーズン12試合で計25点しか奪えず、チーム打率は1割9分5厘。CSの4試合でも小笠原、ラミレス、阿部の中軸3人が計8安打と抑え込まれた。伊原ヘッドコーチが「意地とプライドをどこかに置き忘れてきている」と嘆くのも無理はなかった。
 4試合で6得点。「打つことが最大の目的」と気合十分で名古屋に乗り込んだ原監督の思惑とは裏腹に、中日の強力投手陣の引き立て役に回った。

 ▼巨人・原監督 全力で戦ったが、目標を勝ち得ることはできなかった。中日の投手陣を打ち崩せなかった。相手が一枚上だった。中日にはセの代表として、しっかり戦ってもらいたい。
 ▼グライシンガー(契約が切れる今季最後の登板で4回2失点)「失投をうまくとらえられた。来年はどこでやるか分からないが、できれば(日本に)帰ってきたい」
 ▼クルーン(CSでは中継ぎ登板のみ)「ことしはけがが多く、ふがいない結果だった。来季は巨人の抑えとして戻ってくることを望んでいる」
 ▼松本(リーグ戦もCSも不振)「今季は全く納得していない。この悔しさをつなげたい」
 ▼長野(五回の好機に代打で見逃し三振)「三振も悔しいが、その前の打ち損じが悔しかった。(1年目の今季は)悔しい思いしか残っていない。守りも打撃もチームに迷惑を掛けた」
 ▼巨人・香田投手コーチ(久保に)「最後に打たれたのは仕方ない。1年頑張った投手だから」

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