ルイス8回1失点“カープ魂”で再びヤンキース封じ

[ 2010年10月23日 13:26 ]

ヤンキース戦に先発、8回1失点の好投を見せたルイス

 【レンジャーズ6―1ヤンキース】チームを優勝に導く102球だった。元広島のルイスが8回を3安打1失点の快投。31歳の苦労人は、第2戦以上に緩急を巧みに操った。

 メジャーで故障もあって結果を残せず、日本に活躍の場を求めた。15勝した2008年には「日本で現役生活を終えることも考えた」という。家族の病気を理由に翌09年限りで広島を去ったが「自信を与え、成長させてくれた」日本への愛着と感謝は薄れていない。

 クラブハウスでは、幼少時に白血病を患い、今は元気になった長男と談笑する姿がよく見られる。「家族とともに過ごすことで、野球に集中できた」。野球人生最高の投球に、試合後は満面の笑みがこぼれた。(共同)

続きを表示

2010年10月23日のニュース