甲子園V腕が初対決 東浜が福島に投げ勝つ

[ 2010年10月6日 18:26 ]

 【亜大2―0青学大】2年前、春と夏の甲子園大会を沸かせた優勝投手が投げ合った。春優勝の沖縄尚学高出の亜大・東浜と、夏に全国制覇の大阪桐蔭高出の青学大・福島。この2年生投手の初対決は野手の守りの差で明暗が分かれたが、投球内容ではほぼ互角に渡り合った。

 東浜は「調子が悪かった。バックに感謝です」というように、三回までのピンチをことごとく併殺で切り抜けた。今季2度目、通算10度目の完封で通算15勝とした。「福島君を特に意識しなかった。しゃべったこともないが、これからはわれわれが(リーグ戦を)盛り上げないと」と実力派は意識も高い。
 今季6試合目の登板で「楽しくやれた」と言ったのは福島。春は1部復帰の原動力となり、秋は開幕からフル回転で右肩を少し痛めた。
 この日は正捕手小池が死球で負傷退場し、二回途中から1年生捕手と組んで奮闘。「甲子園は過去のこと。東浜君は連打させないあたりがすごい。でも、何とか3回戦に持ち込み、リベンジしたい」と悔しがった。

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2010年10月6日のニュース