CS開催権は譲れない…阪神、快勝で2位確定に“王手”

[ 2010年10月6日 18:00 ]

5回、城島の右前打で先制の生還をしたブラゼル(左端)を迎えるマートン(9)ら阪神ナイン

 プロ野球、横浜―阪神23回戦は6日、横浜スタジアムで行われ、阪神が5―0で快勝した。先発の久保が今季初完封で14勝目。

 2位阪神はこの日、試合のなかった3位巨人とのゲーム差を0・5とし、7日の横浜最終戦で勝てば、巨人の残り2試合の結果に関係なく2位が確定、CSファーストステージの開催権を獲得する。
 阪神は初回2死一、三塁のチャンスを得たが無得点。前日、シーズン最多安打のプロ野球記録を樹立したマートンは「3番・右翼」で出場し、第1打席は四球、第2、第3打席は中飛、第4打席は三ゴロだった。
 横浜のドラフト1位ルーキー筒香はこの日も「5番・一塁」で先発出場、第1打席は初球を打って一ゴロ、第2打席は捕邪飛、第3打席は空振り三振に倒れた。
 試合は4回まで0―0で進んだが、阪神は5回無死二塁から城島の右前適時打で1点を先制。さらに1死二、三塁から鳥谷の右前タイムリーで2点を追加した。
 横浜は8回2死二塁の場面で、今季限りで現役を引退する木塚をマウンドに送ったが、阪神は新井が中越え適時二塁打を放ち、1点を追加。9回にも1点を加えてリードを5点に広げた。
 久保はわずか4安打1四球で横浜を封じた。

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2010年10月6日のニュース