横浜球団社長「必要があるならば内川選手に電話だってする」

[ 2010年10月6日 06:36 ]

<横・巨>試合前、加地球団社長(中央)はライトスタンドに足を運びファンの声援に帽子を取って応える

 横浜の加地球団社長が国内FA権利を持つ内川を全力で慰留することを明言した。「社会人として、最高責任者として、必要があるならば内川選手に電話だってする。自分の思いをしっかり伝えたい」と話した。

 この日は球団売却問題が表面化して初の本拠での試合。加地社長は試合前に恒例となっている「スタンド行脚」をいつも通り行った。「社長元気出せ」「新潟に行かないで」と激励の声が飛ぶ中、自ら声を上げて発言することはなかったが「涙が出るよ。ファンに支えられていることを実感した」と目を潤ませていた。
 球団売却は合意間近。最良の形でバトンを渡すため、球団トップとして、財産である内川、そして村田らFA権利を持った主力との交渉が、今後の重要事項になる。

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2010年10月6日のニュース