飯山が適時打2本!意外な男が価値ある働き

[ 2010年9月21日 22:05 ]

 【日本ハム4-3オリックス】先発出場では5試合連続の無安打、さらに20日までの打率は1割台―。意外な男が、不振に陥っていた打線に風穴をあけた。日本ハムの飯山が3年ぶりとなる1試合4安打。しかも、オリックスが誇る救援投手2人から、勝敗を分ける2本の適時打を放ったのだから、価値は大きい。

 まずは同点で迎えた六回だ。2死二塁から平野の速球に力負けせず、中前へ勝ち越し打。さらに2―1の八回には、岸田の直球を右方向へ流し打ち、3点目をたたき出した。
 金子誠の故障でめぐってきた先発出場のチャンス。8月20日にはプロ初本塁打が値千金の同点3ランとなるなど、意外性たっぷりの31歳は「落とせる試合は一つもない。大事なカードでこういう活躍ができてうれしい」。残すは5試合。クライマックスシリーズ進出を目指す短期決戦で、ラッキーボーイの存在は欠かせない。

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2010年9月21日のニュース