落合監督の「144試合寝っぱなし」に発奮 森野 危険球お返し弾!

[ 2010年9月9日 06:00 ]

<神・中>4回、森野は右越え2ランを放つ

 【中日10-1阪神】1死二塁で迎えた3打席目。阪神の3番手・西村から中日・森野が放った打球は、阪神ファンが陣取る右翼席に飛び込んだ。「甘い球をしっかり仕留められた」という一打は、2年連続20号にあと1本に迫る19号2ラン。前打席の借りを、最高の形で返してみせた主砲の一発で中日は首位阪神に0・5差に迫った。

 2回の第2打席でメッセンジャーの抜けた直球が頭部を直撃した。ヘルメットの上からとはいえ衝撃音が響き、森野は崩れ落ちたまま。周囲は凍り付いた。一度はベンチに引き下がったが、危険球退場の相手投手とは対照的に、しっかりグラウンドへ戻ってきた。
 意地もあった。勝てば首位浮上だった前日の同カードは零封負け。1試合平均得点3・69とリーグ最低の打線は、落合監督から「そろそろ目覚めてくれないと。144試合寝っぱなしか」と怒りをぶつけられた。球団から引退した立浪の背番号3の後継を打診されるなど、新リーダーに指名された森野にとっては面目躍如の一発だった。

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