松坂8失点KO…大ブーイングで今季“終戦”

[ 2010年9月9日 06:00 ]

<レッドソックス・レイズ>5回途中8失点で降板する松坂にファンからブーイングが…

 【レッドソックス5-14レイズ】レッドソックスの松坂大輔投手(29)が7日(日本時間8日)、本拠地ボストンでのレイズ戦に先発し、4回2/3を8安打でメジャー自己ワーストタイの8失点KO。ワイルドカード争い首位の相手に3連勝が絶対条件だったが、その2戦目で痛恨の今季5敗目(9勝)を喫した。レイズとは7・5ゲーム差に広がり、試合後、テリー・フランコナ監督(51)は今後は若手への切り替えを示唆。松坂のメジャー4年目は事実上の終戦を迎えた。

【試合結果


 逆転プレーオフには負けられない試合で、メジャー自己ワーストタイの8失点KO。松坂の声は小さく、力はなかった。

 「プレーオフに進むために重要な試合ということはよく分かっていた。チームやファンに申し訳ない。ボールに勢いもないし、切れもないし、コントロールもなかった」

 初回に2点を先制してもらいながら、3回に同点とされ、4回は完全な自滅だった。2連続四球後、自らのバント処理で三塁に送球してセーフとなり無死満塁。押し出し四球の後、ゾブリスト、クロフォードに連続適時打された。5回には2ランを打たれ降板。8安打中6安打が直球で、直球狙いの打線に力負けした。前日の第1戦に12―5で大勝し、いちるの望みにかけていた地元ファンは背番号18に容赦ないブーイングを浴びせた。

 「内容どうこうではなく結果がすべて。何かを言い訳にするつもりはない」としたが、先月下旬に痛めた腰痛の違和感は消えない。前回2日のオリオールズ戦では中11日の間にまともなトレーニングはできなかった。逆に今回は体の軽さを解消しようと、ブルペン投球の球数を増やし、試合開始約4時間前にスローイングを繰り返したが、1度ブレた状態を戻すのは難しかった。

 残り23試合で、レイズとは7・5差。数字上は可能性を残すが、フランコナ監督は試合後、8日(日本時間9日)の先発を中3日の防御率リーグトップ右腕バックホルツからウェークフィールドに変更すると発表。さらに「見てみたい若手もいる」と来季を見据えた若手への切り替えを示唆した。事実上の終戦。松坂にとってはメジャー4年目で初めてプレーオフを逃すことを意味し、腰痛を抱える状況を考えると、今後の登板も未定だ。

 13日に30歳となる松坂にとって20歳代ラスト登板は最悪の結果に終わった。昨季4勝からの巻き返しへ「チームが必要としている大事な試合で勝てる投手でいたい」と話してきた。それだけにショックは計り知れない。会見中、最後まで目線を上げることはなかった。

 ≪3年ぶりの8失点KO≫レッドソックス・松坂の1試合8失点はメジャー自己ワーストタイで2度目。前回は07年9月8日のオリオールズ戦で、3回に満塁本塁打を浴びるなど7失点し、2回2/3を6安打8失点で12敗目を喫した。一方、西武時代は8失点以上が4度あり、ワーストは00年6月10日ロッテ戦(西武ドーム)の11失点(自責9)。

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