惜別の白星ならず…金本「ちょっとショック」

[ 2010年9月4日 06:00 ]

<広・神>救援失敗した久保田(右)と西村(左)

 【阪神4-5広島】惜別の白星はならなかった。1点リードの7回2死一、二塁で、阪神の久保田が広瀬に逆転の二塁打。連勝は5でストップした。

 「申し訳ない…」とポツリと漏らした久保田に対し、真弓監督は「よく勝ち越したけど、守り切れなかった」と嘆いた。

 試合開始の1時間前に、矢野が引退を表明。同じ68年生まれの金本は「先に辞めるわ。オレの分まで頑張ってくれ」と連絡をもらった。「ちょっとショックだった。大学(東北福祉大)から一緒で、敵としても味方としてもやって…。寂しい」。打席では2四球を選んだものの無安打。「矢野の分まで、という気持ちを忘れず戦っていきたい」と思いを新たにした。

 出番が回ってこなかった守護神・藤川も「矢野さんにもう1回ユニホームを着て甲子園でプレーしてもらいたい」。矢野からは「お前の球を受けられて良かった」との言葉をもらった。「自分(の実力)をここまで上げてくれた一番の方」という“恩師”を、最後にもう1度バッテリーを組んで送り出すつもりだ。

 ≪ブラゼル101打点も…≫阪神のブラゼルがヒーローになり損ねた。同点の7回2死一、二塁、チュークの外角速球を逆らわず左前に運ぶ勝ち越しタイムリー。6試合連続打点で101とし、リーグトップのラミレスとの差を7に詰めた。だが、逆転を許し、1点ビハインドの9回2死一塁では中飛に倒れ最後の打者に。試合後は、悔しさを押し殺しながらも無言でバスに乗り込んだ。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2010年9月4日のニュース