駒田、藤井、清原…日本の「満塁男」列伝

[ 2010年9月4日 09:52 ]

 おかわり君こと西武・中村が3日の楽天戦で15号満塁弾。入団9年目で、10本目のグランドスラムは、到達年数としては01年中村(近)、今季ラミレス(巨)の10年目を抜く最速記録で、“新満塁男”の名にふさわしい量産ぶりだ。過去の満塁男といえば――。

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 ☆駒田徳広(巨人→横浜) プロ初打席の83年4月10日大洋戦(後楽園)で、史上初の初打席満塁本塁打デビュー。通算195本塁打中13本が満塁弾。94~99年には6年連続のプロ野球記録を樹立。満塁機の打率は220打数73安打、打率・332と、球界一の「満塁男」として名を残した。

 ☆藤井康雄(阪急・オリックス) 88年から中軸として門田、石嶺らと「ブルーサンダー打線」の一角を担った。01年9月30日ロッテ戦(神戸)では自身14本目の満塁弾となる代打逆転満塁サヨナラ弾を放ち、自身の持つパ記録を更新。代打満塁弾4本は現在もプロ野球記録。

 ☆清原和博(西武→巨人→オリックス) 巨人時代の01年7月14日広島戦(東京D)で自身初のサヨナラ満塁弾を放ち、巨人では25年ぶりの快挙。オリックス移籍1年目の06年5月27日横浜戦(スカイマーク)で放った自身2本目のサヨナラ満塁弾は、野村(南海)のサヨナラ本塁打記録11本に並んだ。

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2010年9月4日のニュース