カブス・ピネラ監督退任「母がわたしを必要としている」

[ 2010年8月23日 08:56 ]

 福留孝介外野手の所属する米大リーグ、カブスのルー・ピネラ監督(66)が22日(日本時間23日)のブレーブス戦を最後に退任した。同監督は今季終了時点での退任を表明していたが、記者会見で「こんな終わり方をするとは思っていなかったが、母がわたしを必要としている」と述べ、病気の母親の看病で退任時期が早まったことを明らかにした。

 カブスは22日現在で51勝74敗でナ・リーグ中地区5位。マイク・クォーデ三塁ベースコーチが23日のナショナルズ戦から監督代行を務める。

 同監督は1986年のヤンキースを振り出しに佐々木主浩氏、長谷川滋利氏やイチロー外野手が所属のマリナーズなど4球団で監督を務めた後、2007年からカブスを率い、同年から2季連続で地区優勝を果たした。監督としての通算成績は1835勝、1713敗。(共同)

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2010年8月23日のニュース