元阪神・中込被告に有罪判決…台湾八百長事件

[ 2010年8月18日 06:00 ]

 台湾のプロ野球八百長事件で、賭博罪と詐欺罪で起訴された元阪神投手の中込伸被告の判決公判が17日、台北県土城市の板橋地方法院(裁判所)で開かれ、懲役1年8月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)の有罪判決が言い渡された。執行猶予の条件は180万台湾元(約480万円)の支払い。

 共同電によると、中込被告は出廷しなかった。7月の公判では、生活に困っている日本の妻子のため早期帰国を望むとし、執行猶予付きの判決と海外への渡航制限解除を裁判官に求め、起訴事実すべてを認めた。だが、判決で裁判官は渡航制限を解除せず、同法院の報道官も八百長事件の判決が確定していないことを理由に挙げた。

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2010年8月18日のニュース