阪神 オリックスなど9球団集結 近畿No・1右腕10K発進

[ 2010年7月16日 06:53 ]

<神戸国際大附-飾磨工>飾磨工打線相手に8回4安打無失点と好投する神戸国際大附・岡本

 【兵庫・神戸国際大付2―0飾磨工】センバツ以来となる公式戦のマウンドに上がった神戸国際大付の岡本が、苦しみながらも初の夏切符に向け、完封発進した。

 「天候は関係なく、指のかかりが悪かった」と直球の最速は139キロ止まり。試合開始直後から雨が降り続き、7回以外は毎回走者を背負った。それでも切れ味鋭いスライダーで10三振を奪った。
 センバツ直前に腰痛を発症。終了後の約2カ月は実戦登板を控え、治療に専念した。復帰後は走り込みと体幹強化に励み、夏に間に合わせた。ネット裏には阪神、オリックスなど9球団のスカウトが集結。オリックスの熊野スカウトグループ長は「技術面は文句なし。地元だし興味がある選手」と評価したが、本人はまだ納得のいく投球はできていない。「昨秋が一番よかった。今はそこまで行っていない」と岡本。次こそ近畿No・1右腕の本領を発揮する。

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2010年7月16日のニュース