嶋“初体験”楽天、延長10回サヨナラ!

[ 2010年5月30日 06:00 ]

<楽・広>10回1死満塁からサヨナラ打の嶋(左)にナインが水をかけて祝福

 【楽天3―2広島】足の震えを感じながら、楽天・嶋はバットを振りきった。延長10回1死満塁。フルカウントからの直球を中越えにはじき返した。「打席で足が震えました。最悪の試合展開から追いついたので絶対に勝ちたかった」。自身初のサヨナラ打でチームは今季4度目の劇勝だ。

 勝利を呼び込んだのは岩隈の粘りだった。9回を5安打2失点。6回1死二塁で天谷にこの日唯一の失投を右中間スタンドに運ばれたが、低めの制球力は抜群だった。前回登板の22日、巨人戦は体に張りを訴えて同点の8回途中に93球で降板。しかし、この日は119球で9回を投げきった。通常は登板2日前に行うブルペン投球を前日に変更した右腕は「昨年はなかったけど、中5日で投げていた頃にはやっていた」と調整法を工夫して快投につなげた。
 借金はまだ5ある。だが、こんな最高の勝ち方こそが巻き返しへの勢いへとつながっていく。

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